子どもの歯にやさしい歯磨剤選び(2017-08)

子どもの歯にやさしい歯磨剤選び(2017-08)

最近は、乳幼児用の歯磨剤(歯磨き粉)も味や香り付きなど様々な種類が売られています。
乳幼児用の歯磨剤を選ぶポイントは3つです。

①フッ化物添加

フッ化物は歯を強くし、むし歯予防に効果が有ります。
初期むし歯(白濁/はくだく)の修復(再石灰化/さいせっかいか)に効果的といわれています。

②低研磨剤・無配合

成長途上にある乳幼児の歯は繊細です。研磨剤が多いと歯を傷つけるので気を付けましょう。

③低刺激・低発泡

清涼剤などで刺激が強いものを嫌がる子どももいます。
また、発泡剤は磨いたような気になってしまうので控えめにしましょう。

④甘味料

甘味料にはむし歯菌を減らしてくれるキシリトール入りがおすすめです。
キシリトールは白樺や樫の木などから取れる天然の甘味料です。
国内の歯磨剤は、飲み込んでも問題のないよう基準が課せられています。
基本的に、乳幼児でも安心して使えます。
 

■使用する時期
乳歯が6本くらいは生えたころからが目安です。

■頻度
3歳くらいまでは、ほんの少量を仕上げみがきの時に使います。3歳以上は毎歯みがき時に、少量を使います。
フッ化物を完全に流さないよう、うがいは1回だけにしましょう。

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