機内食は、なぜおいしくないのか(2015-04)
海外旅行や仕事等で飛行機に乗る機会は多くなっていくかとおもいますが、旅といえば食事。ところが機内食がおいしかったという方は数少ないかと思います。
調べてみると、飛行機の機内食がおいしくない理由があったのです!
一つが気圧の問題です。飛行機の気圧は地上よりも低気圧気味の為気圧の低下が味蕾(みらい)(味を感じる舌の器官)の機能を大きく低下させるそうです。
もう一つが温度と湿度です。機内はエアコンによって、22~26℃と少し低めに設定されています。匂いの物質(分子)は常温で気化しやすい性質を持っており、気温が低いと匂いが空気中に広がりにくくなるそうです。また匂いを感じる適度な湿度は機内だと低く、あまり匂いがないような感じになってしまいます。
見た目だけでなく、嗅覚や触感など、おいしく食べるのには五感を大きく関わっているのです。