詰めもの、被せものをした後(2014-05)

詰めもの、被せものをした後(2014-05)

詰めもの(インレー)、被せもの(クラウン)など補綴物を装着した後に、 “しみる””違和感が有る” とお聞きすることがあります。
“しみる”原因は、歯の神経が刺激されるためです。
特に温かい物や冷たい物を飲食すると、熱を伝えやすい金属性の補綴物はよく“しみる”のです。
重度の虫歯で神経に近いところまで削った歯ほど刺激に敏感になります。
ところが人間の体はよくできたもので、“しみる”症状も徐々に和らいできます。
歯が神経を守ろうとして新しい象牙質(第二象牙質)を形成し、 刺激を緩和するためです。
“しみる”のが治まる期間は個人差がありますが、装着後2~3ヶ月で自然に解消します。
“違和感”の原因は自然の歯に人工物を装着することで、接触圧や異物感が生じるためです。
補綴物はセメントで接着されますが、歯との間に隙間が出来たり歯が浮いたりしないよう、 歯と補綴物にはある程度の圧が必要になります。
隙間があると食べカスや歯垢などが入り込み、むし歯を再発させたり歯周病の原因にもなります。
しばらく使っていると通常は気にならなくなります。 それでも違和感や痛みが解消されない場合には、別の原因も考えられますので、 歯科医師にご相談ください。

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