お口のにおい(2014-01)
皆さんはお話をする時、相手の口臭が気になることがありませんか？
逆に自分の臭いは分からないもので、もしかしたら自分も臭っているのではないかと不安になることもありますね。
口臭は本来、誰にでもあるものなので、相手が不快に思うほど強く臭わなければ、良いのです。口臭で悩む人も結構多く、歯科医や歯科衛生士がそれほど口臭を感じない人でも自分では臭うと思い込んで悩んでいる人もいます。（心因的口臭）口臭には大きく「生理的口臭、食物由来の口臭、病的口臭、心因的口臭、があります。
「生理的口臭」は起床直後、空腹時、緊張時、体調の悪い時やストレスなどで唾液が少なくなり、細菌が増殖しておこるもので、誰にでもある正常なものです。 ニンニクや酒、タバコなどを摂取することで起こる「食物由来の口臭」は時間が経てば消えてしまいます。｢病的口臭｣は歯周病や、むし歯、舌苔など口腔内の健康に原因があるもので、口臭の原因の９割以上といわれます。まれに何らかの病気により呼気となってでる口臭があります。
強い口臭は、むし歯や歯周病が原因となっている「病的口臭」である場合が多いので、歯科治療を受けることをお勧めします。
口臭を少なくするには、丁寧な歯磨き、歯ぐき磨きと舌のお掃除も大切です。
お口の清潔を保ち、さわやかな息で快適な生活ができるようにしましょう。
