糖尿病と歯周病 (2008-04)

 

糖尿病に1型と2型があり、1型は小児歯科や若年層から発病がみられ、占める割合は5%以下で、2型は全体の90%以上を占めます。

近年、歯周病は、網膜症(網膜出血や網膜剥離が起こり重篤になると失明します)、 神経障害(疼痛・知覚異常など多彩)、腎症(腎不全)、大血管障害、細小血管障害に次いで、第6番目の糖尿病合併症と言われています。
血糖のコントロールが悪い場合は、重篤な骨吸収(歯の土台である歯槽骨がやせ細る)を伴う歯周炎に罹患しやすくなります。 ほかに口渇、味覚異常、歯肉の炎症により、出血しやすく、歯肉縁下(歯肉の中)のスケーリングや歯周組織検査などによっても 一過性の菌血症(血液に細菌が存在する状態)を引き起こすこともあります。

対策としては、徹底した口腔清掃指導が必要です。これによって歯周組織の炎症・口腔機能が改善した結果、糖尿病が良くなるケースもあります。

皆様も生活習慣病に気を付けてくださいね。