口の中を常にうるおしている唾液は、3種類の唾液腺 (耳下腺、顎下腺、舌下腺)という組織により分泌され、歯は唾液の恩恵を受けます。
食後の口の中は、虫歯菌にとっては歯を溶かすための材料となる糖分が豊富で、最も虫歯になりやすい状態になっていますが、唾液の出ている所はそれらを洗い流し浄化していきます。
一方、唾液の出口から遠い場所は唾液の流れが悪いため、虫歯になりやすくなります。
唾液は他にもいろいろな働きをします。
唾液中にアミラーゼという消化酵素が入っていて、食べたものを最初に分解し、そのあと送りこまれる胃や腸での消化吸収を助けます。
その他、虫歯菌以外の細菌の働きを不活性化させるものや、殺菌作用もあり、発ガン物質に対して中和させる作用もあります。
また、入れ歯の床の部分の顎の間に入り込むことにより、維持安定に役立ちます。 |